ピレスロイドで治療しなかったヘギイタダニの個体群におけるフルバリネート抵抗性ダニの個体群の減少
問題意識
休薬期間をおくと、薬は効くようになるのか
参照論文
ピレスロイドで治療しなかったヘギイタダニの個体群におけるフルバリネート抵抗性ダニの個体群の減少
Decline in the proportion of mites resistant to fluvalinate in a population of Varroa destructor not treated with pyrethroids
https://www.apidologie.org/articles/apido/abs/2002/04/Milani/Milani.html
ポイント
Survival at the diagnostic concentration, expected to kill all susceptible mites (200 mg/kg), decreased in all the localities by about ten times in three years, from 19-66% to 1.3-7.8.
すべての感受性ダニを殺すと期待される診断濃度(200mg/kg)での生存は、全ての場所において3年で約10倍(19-66%から1.3-7.8%)減少した。
コメント
1.3-7.8%の生存ということは、90%以上の防除率なので、実務上の薬剤抵抗性は失われたといいうる。
その他の情報